「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」とは、アーサー・C・クラークの言葉だが、Time CapsuleとTime Machineによるバックアップの使い心地も、「魔法」のようである。面倒な設定を行う事なく、日々のデータがワイヤレスで着実にバックアップされ、トラブルが起きたときには簡単に復元できる。しかも、Time Machineの印象的なUIにより、データの復元作業自体がある種のエンターテイメント性を有してさえいる。 Time Capsuleを電源につなげ、AirMacユーティリティーでパスワード等の設定を行うだけで共有ドライブとして使用可能となる。バックアップ専用でネットワークハブとして使用しない設定も容易だった。後は、通常の外付ドライブと同様にTime Machineで使用するドライブとして選択すれば完了である。Appleの遺伝子に脈々と受け継がれている、「The Computer For the Rest of Us」の精神により、最低限のステップで、技術の恩恵を手軽にユーザーのものとする手際の良さには、いつもながら感心させられた。 これまでMacBookに外付ドライブを接続してTime Machineを使用していたが、やはり常時ポートを占有する機器があるのは煩わしかった。これからは、より身軽に強力なバックアップ環境を利用できる。